現役編集者の書評ブログ

ビジネス書の編集をしています。読んだ本を不定期で紹介します。

はじめに

はじめまして。

この度、本を紹介するブログを作りました。

 

 

タイトル通り、僕はある出版社で書籍の編集をしています。

仕事に関係する本もしない本もいろいろ読むのですが、振り返ってみると、読んだ本の大多数はすぐに忘れてしまい、内容を思い出せないことに気がつきました。

 

せっかく時間をかけて読んだのに、全く覚えていないのは本にも著者にも編集者にも失礼だと思います。

だからこのブログは、皆さんへの本の紹介と同時に、忘備録的な意味合いもあります。

皆さんに楽しんでもらうのと同時に僕自身も読み返して楽しめる。そんな方針でやっていきたいと考えています。

 

 

文章の書き方については、いろいろ考えましたが、「天声人語」方式で書いていこうと思います。

 

天声人語」は、朝日新聞の一面に掲載されているコラムです。

このコラムは、前半に「枕」として、主題に関係することわざ、エピソードなどを紹介し、後半に本論を持ってくる、といった構成になっていることが多いです。

 

僕はこの構成が結構好きで、前半の話題をどう後半に繋いでいくのかとわくわくしながら読んでいます。前半と後半が美しく繋がったときは「これを言いたかったのか!」という快感があります。

 

このブログでもそんな「天声人語」に倣い、前半に「本の内容に関係すること」、後半に「本の紹介や感想」を書いていこうと思います(前半が長くなってしまうこともあると思いますが……)。

 

 

読書離れが叫ばれる昨今、本を読む人は減っているかもしれません。しかし、本を読む人とつながるのはこれまでのどの時代よりも容易なはずです。

このブログを、読書好きのみなさんに読んでもらい、それが「新たな一冊との出会い」のきっかけとなればこれほど嬉しいことはありません。

“楽しんで”書いていくので、“頑張って”読んでください。

どうぞよろしくお願いします。