書評
「時間」と「読書」 最近は本を読むのは、もっぱら通勤中の電車の中だ。 朝、外が少しずつ明るくなっていくのを感じながら読む1時間と、夜、仕事終わりでほっとしながら読む1時間が、僕の読書時間の中心となっている。
「焦燥」に支配されるとき あなたは「努力家」だろうか? ほとんどの人が、頑張りきれなかったときの苦い記憶を思い出し、この問いに対して「NO」と答えてしまうのではないか。
僕らに見えているもの・いないもの 「海が大きく伸びをした」 これが何を意味しているかわかるだろうか?
僕らは「最後の世代」 今は「時代の転換期」だと言われている。 「ポスト資本主義」だとか「人工知能」だとか、時代を変えるようなキーワードが連日マスコミで取り上げられ、僕らはその過渡期を生き抜こうと必死にもがいている。 そうやって時代が移り変わっ…
「ことば」と「世界」 「ことば」が「思考」に影響を与えている、という考え方をご存じだろうか。 私たちは普段「ことば」を情報伝達の道具として見なしがちだが、実はその「ことば」によって、人間の根幹部ともいえる「思考」が影響を受けているというので…
うれすじは「エモーション」 最近よく売れている本の共通点の一つとして「感情的に訴えかけてくること」が挙げられると思う。 昔からそのような本の代表は小説と漫画だった。『君の名は。』(KADOKAWA)だって『宇宙兄弟』(講談社)だって、Amazonのレビュ…
答えのない「対立」 仕事を始めてからすごく難しいと感じることがある。 それは「明確な答えが存在しない」ことだ。
学生時代の「小さな痛み」 学生時代というのは、後悔を積み重ねる時期なのかもしれない。 トラウマなんていう大げさなものではないけれど、今でもふとしたきっかけで思い出して、小さな痛みを感じることがある。
「主役」と「脇役」 「あなたの人生の主役はあなた自身だ」 相手を鼓舞させるための使い古されたフレーズだけれど、いまだに使い続けられているのは、自分が「脇役」的な人生を歩んでいると考えている人が多いからだろう。 どうして僕らはいつまで経っても「…
なぜ、本を読むのか? 僕がこの問いに明確に答えられるようになったのは、就職活動がきっかけだったように思う。 当時は面接で話すネタ作りのために、書店に通ったり漫画喫茶に籠ったりして、本や漫画をたくさん読んでいたのだが、正直毎日がかなり辛かった。…
「熱さ」へのあこがれ 僕らの世代では「熱い」という形容詞はよくない意味で使われることの方が多い。 「○○くん、熱いよね」は、「ちょっと近寄りがたいよね……」というニュアンスを含んでいる。 「さとり世代」(死語?)なんて言葉でくくられることもある僕…
仕事は楽しいかね? この問いに自信を持って「はい!」と答えられる人がどれだけいるだろうか? 雑務や、書類作成、同僚との人間関係など、仕事の辛い側面が思い出されて、「うーん……」という微妙な反応になってしまう人が多いのではないだろうか。 それどこ…
想像力のなさ 忘れられない後悔がある。中学の頃からずっと仲の良かった友達がいた。高校も大学も別々だったけれど、事あるごとに彼の家に遊びに行って、ゲームをしたり、漫画を読んだり、くだらないことをして過ごしていた。俺ら一生友達だよな! なんて約…
日常への「無関心」 大学の友達と久しぶりに会うと、みんなの仕事の話を聞けて、すごく刺激になるし、勉強にもなる。 広告代理店の話も、マンション管理の話も、どれも今まで全然知らなかった社会の裏側のようなものが垣間見えて面白い。
斜陽産業とその未来 「斜陽産業」とよく呼ばれる業界に身を置いている。 新聞でも、テレビでも、ネットニュースでも、ありとあらゆるところで出版不況が叫ばれるものだから、会社内でも「業界の未来は……」という話になるし、友達からもよく心配されている。
自分を表す「自分以外」 中学生の時、所属している部活によって、明確なヒエラルキーがあった。 僕の所属していたテニス部は卓球部より上で、サッカー部より下だった。 このルールは基本的に絶対だったし、よほど目立っている人でないと、覆すことはできない…
充実した毎日 あなたは充実した毎日を送れているだろうか。 編集者という仕事は、毎日同じことの繰り返しというわけではなく、新しい人に出会ったり、面白い体験をしたり、それなりに刺激的だと思う。
僕の職場に足りないもの あなたの職場に足りないものは何だろうか? 休日、福利厚生、ボーナス……はたまた人間関係? 僕の職場に足りないものは、「気軽に相談できるちょっと年上の先輩」だ。
「青春ソング」 「青春ソング」と聞いて、思い浮かぶ曲は人それぞれだろうけれど、僕にとっての「青春ソング」は絶対的にBUMP OF CHICKENだ。 当時、中学生だった僕は、毎日のようにBUMPの曲を聞いていたし、カラオケに行けば、必ず歌っていた。(というか…