現役編集者の書評ブログ

ビジネス書の編集をしています。読んだ本を不定期で紹介します。

2017-04-16から1日間の記事一覧

【書評】『1998年の宇多田ヒカル』宇野維正

「特別な年」を超えるために 先日、2017年の本屋大賞が恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)に決定した。2回目の大賞受賞、直木賞とのダブル受賞など、史上初尽くしの結果で、14年の歴史がある本屋大賞の中でも記念碑的な年となったようだ。